ミッシェル・ド・ラップ・ヘブン捏造企画|Junkkits

ヘブン

02

シフールのシャリネは、町から少し離れた場所にひっそりと建っていた。

「モーリス、お帰りなさい!」
二人が建物の扉を開くと、小柄な少年が暖炉の前でパッと振り向いた。
ラップはハッとして立ち止まった。
一瞬、その少年がテュエールで出会ったゴンのように見えたのだ。
そして続けて、ラップの魔法に怯えて泣き叫んたゴンの姿が脳裏によみがえった。
「う…。」
息が苦しい。
ラップは胸を手で押さえて背を丸めた。
「ん、どうした?」
モーリスがラップの異変に気付いた。
「座りなさい。さあ、こっちへ。」
モーリスはラップの腕を取って暖炉の前の椅子のひとつに座らせた。
椅子に崩れるように座り込んだラップは、大きく息をしながら顔を上げて、少年を食い入るように見つめた。
よく見れば、ゴンとは随分雰囲気が違った。
年齢はゴンより高そうで、むしろデンに近い。
やんちゃな感じがしなくて、落ち着いた子のようだった。
『この子は別の子だ。ゴンじゃない。別の子なんだ。』
ラップは目を閉じて自分に言い聞かせた。
息遣いはだんだん静まってきた。
「お兄ちゃん、大丈夫?」
少年がラップに声を掛けた。
ラップは目を開いた。
少年がラップを覗き込んでいだ。
二人の目が合った。
また息が詰まるような思いがするのをラップは自覚した。
思わず視線を反らしていた。
『怖い。』
少年の素直な瞳がラップの不安を焚き付けた。
ゴンのように、この子も自分を怖がる存在になってしまう気がしてならなかった。

「レオ、この人はヘブンだ。まだ子どもだが私のお客さんだ。」
モーリスはラップの肩に軽く手を置いた。
「ヘブン、この子はレオだ。9歳になる。私の身の回りを世話してくれている。」
「はじめまして、ヘブンさん。」
レオはラップが視線を反らせた様子に怪訝な表情を浮かべたが、それでもきちんと頭を下げた。
「はじめまして。」
ラップは失礼がないくらいに顔を上げ、しかしレオとは視線を合わせないようにして挨拶した。
二人の口から出るヘブンという名前が居心地悪かった。
「具合が悪いのかね、ヘブン。」
モーリスが尋ねた。
「いえ、…大丈夫です。」
ラップは答えた。
レオと違って、モーリスと話すのは胸が苦しくならなかった。
「レオ君は息子さん? それともお弟子さんですか?」
ラップは気に掛かったことをモーリスに向かって尋ねた。
「いや、レオは魔法使いではない、普通の子どもだよ。身寄りがなくてね。私が預かっている。」
モーリスが答えると、ラップの視線は反射的にレオの方に向いた。
「君は、魔法使いが怖くないの?」
ラップは尋ねた。
「いいえ。怖くないですよ。」
レオは朗らかに答えた。
「魔法を使うところを見ても怖くないかい?」
ラップは重ねて聞いた。
自分の声が鋭く、詰問調になっていることに気付かなかった。
「え…。」
レオは戸惑った顔でラップを見、それから助けを求めるようにモーリスを見た。
ラップも自分が失言をした事に気が付いた。

モーリスは二人のやり取りを目に収めていた。
「レオ、何か温かい飲み物を作ってくれるかな。」
モーリスはレオに頷きかけながら言った。
「は、はい、モーリス。」
レオはまだ戸惑った顔をしていたが、言いつけどおりにしようと台所へ続く奥の扉へ向かった。
「私の物には火酒を垂らしておくれ。」
モーリスはレオの背中に注文をつけた。
レオが目を丸くして振り返ると、モーリスはもっともらしい顔で頷いた。
「わかりました。」
レオはにっこりと笑って出て行った。

「ヘブン。」
扉が閉まるとモーリスはラップの座っている椅子の正面に回りこんだ。。
「すみません、モーリスさん。あの子を困らせるつもりじゃなかったんですが。」
ラップはすまなさそうにモーリスに言った。
「レオの事は気にしなくていい。それよりも君だ。一体何があったのだ。」
モーリスはラップの表情を伺った。
単刀直入なモーリスの問いかけに、ラップは目を見開き、表情を強張らせた。
「ああ、いや、言いたくないなら話さなくてよい。ただ、今の君の気持ちだけ教えてはくれないか。私には大層つらそうに見えるのだ。」
モーリスは真剣な顔で尋ねた。
「…………」
モーリスはラップに何かが起こったことを感じ取っている。
ラップの心の中に、打ち明けたいという思いが募った。
だが、一体何からどう話せば良いのかわからずに、何度も口を開けたり閉じたりした。
後で考えようと押し込めていた色々な感情が一度に噴き出してしまいそうだった。
モーリスは急かせる様子もなく、ただじっとラップの言葉を待っていた。
「僕は…。」
ラップはやっと一言を発した。
そうするともう、溢れ出る言葉が止められなくなった。
「僕は、魔法使いと戦って、相手を殺してしまったんです。」
最後の方は絞り出すようにしてやっと言葉になった。
「そんなつもりは無かったんです。でも手加減が出来なかった。見ていた子どもに怖がられて。普通の暮らしは出来ないと言われて。それに、それに……化け物だって言われて!」
ラップは両手で顔を覆った。
ぎゅっと爪を立てて、苦しさに耐えようとした。
「逃げ出してきたんです。どこか遠くへ行きたくて、空を飛んで、逃げて来たんです。」
いつしかラップは涙声になっていた。

モーリスは長い間黙っていた。
それから椅子を引き寄せると自分も座った。
「昨夜、瞑想をしていた私は君の悲しみを感じ取った。張り裂けそうな悲しみだった。ちょうど今、君に感じたのと同じだ。迎えに行こうかやめようか、朝まで迷ったのだよ。尋常なものではないと感じたからね。」
ラップは両手に埋もれていた顔をそろそろと上げた。
また拒否されるのではないか、傷付けられるのではないかと怯える顔だった。
「私が山へ行ったのは、君の気配に全く邪なものを感じなかったからなんだ。それは今も変わっていない。君は重い過ちを犯したようだが、悪事を働いたのではないね。だから安心しなさい。ここに君をうとむ者はいない。」
モーリスが言うと、ラップの両方の目から涙が次々にこぼれた。
モーリスの言葉はラップの心の奥深いところまで届いた。
『信じてくれた…。』
話して良かったとラップは思った。

いや、だがここにはもう一人住人がいる。
ラップは視線を奥の扉の方へさまよわせた。
「レオが気になるのか? あの子は私の魔法を見慣れている。普通の子どもより余程魔法に親しんでいる。君の魔法を見ても怖がることは無いよ。」
「そうですか……。」
ラップは安堵したようにも、まだ疑っているようにも聞こえる声を出した。
「魔法談義といきたかったが、その前に君が落ち着かねばならんな。温かい物を腹に入れて、今日は休むといい。」
そしてモーリスは小さな声で付け加えた。
「今聞いたことはレオにも誰にも言わない。私の胸一つに収めておこう。」
「はい。お願いします。」
ラップはこくりと頷いた。

痛ましいものだとモーリスは思った。
『普通の人々の前で魔法戦をしたのか。そして相手を殺めた…。この歳で、どんな魔法を使ったら相手を殺せるのだ。』
魔法力は歳で決まるものではないが、普通ならまだ修行に明け暮れている年頃だ。
殺傷力の高い魔法はもう少し大人になってから教わるのが普通だった。
『それに空を飛ぶ。自覚なしに空間転移もしている。高い能力の持ち主だ。こんな子が誰の目にも留まらずにいたとはな。』
アンビッシュの、弟子集めに奔走している魔道師共を笑ってやりたかった。
やはり一つの国の中で優劣を争っているようでは視野が狭まるのだ。
『育ててみたいものだが…レオに影響が及ぶかもしれん。』
ヘブンは、まだ事件を起こしたばかりの様子だ。
この先、どんな反動が現れてくるかモーリスにも予測が付かなかった。
『それでも見過ごしてはおけないか。このまま野に放っては、悪意に染まらないとも限らない。』
モーリスは自分の考えに薄く笑った。
『所詮私も魔道師の生き方を離れられないか。』

扉が開いて、レオが湯気の立ち上るコップを運んできた。
「はい、モーリスにはお酒入りです。」
まず一番大きなコップをモーリスに手渡す。
「ああ、ありがとう。」
モーリスは嬉しそうに受け取って早速一口飲んだ。
「うむ、美味い。うん、もう少しアルコールが強くても良いくらいだ。」
モーリスが褒めているか否か微妙な感想を述べると、レオはおかしそうに笑った。
「ヘブンさんもどうぞ。」
レオはミルクの入ったコップを差し出した。
ラップはおずおずと手を伸ばしてそれを受け取った。
「ありがとう。」
ぎこちなさの残る声でラップは礼を言った。
「レオ君、さっきはごめんなさい。言い過ぎたよ。」
ラップはチラッとレオの方に視線をやって言った。
先程と同じで、しっかり視線を合わせることは出来なかった。
正面から向かい合うのはまだ怖かった。
レオは笑顔を浮かべて小さく頷いた。

温かなミルクは、ほぼ一日何も食べていなかったラップの体に、染み込むように流し込まれた。
体の中に感じる温かさは、何とも言えず幸福なものだった。
心に抱える恐ろしさや苦しさに比べると、ずっとずっと小さな幸福だったが、ラップはそれを感じられるのは良いことだろうと思った。

「さて、ヘブン、君は横になりなさい。レオ、巡礼の人用の寝具を一組持っておいで。」
部屋の空気が和やかになったところでモーリスが言った。
「はい。ここにですか、モーリス。」
レオは確認するように問い掛けた。
「うむ。暖かな部屋の方が良いだろう。」
「わかりました。」
レオは軽い足取りで部屋を出て行った。
モーリスは別の扉を開いた。
そこは物置につながっていて、一番手前に木で組んだ寝台の骨組みが積んであった。
モーリスはそれを一つ抱えると、居間の片隅にしつらえた。
次に詰め物をした厚いマットを骨組みの上に置いた。
「あまり部屋が無いんでな。ここは食事もすれば団欒もするし、眠る部屋にもなるんだ。」
ラップの方を見て言う。
なるほどとラップは感心した。
程なくレオが布団や毛布を抱えてきた。
それを敷くと、あっという間に寝床が出来上がった。

ラップは夜着を貸してもらって横になった。
だが、なかなか寝付けなかった。
昨晩はまだテュエールに居たのだ。
サンドラにからかわれ、デンとゴンと同じ部屋で眠りに付いたのだ。
たった一日過ぎただけだというのに、何と世界は変わってしまったのだろう。
昨日までラップが心の支えにしていた立派な魔法使いになろうという気持ちは、今やボロボロに打ちのめされていた。
人として、恥じることなく生きていこうとしていた心構えは、自らの行いによって台無しになってしまった。
身近に触れ合った人が、何人も命を落とした。怪我を負った。
そして自分も、一つの命を奪ってしまった。
残酷な魔法で焼き尽くしてしまった。

あの身の丈もある炎の渦。
あれは本当に自分が作り出したものなのか。
たまたま持っていた魔法の杖が、異様に増幅させたものではないのか。
自分の過失を認めたくない心がそんな疑問を沸きあがらせた。
『いいや、あれは僕の力だ。』
心のどこかで、別の自分が異を唱えた。
魔法力を出し切ったことに満足している、あの自分だ。
『あれが実力だ。とてつもない力だ。』
普通の暮らしが出来なくなっても、何ら悲しむことはない。
この魔法力はまさしく生きる拠り所になるものだ。
この力を使えばいい。
この力に頼ればいい。
『だめだ!』
ラップは強く思った。
両手を固くギュッと握り、不埒なことを考える自分を追い払おうとした。
驕りを受け入れては駄目だ。
あれは、惨忍な力だ。
生きるためにむやみに魔法の力を振るうことは、結局は、ラップを今以上に孤立させるだけだろう。
『でも他に、頼れるものがないじゃないか。』
自分の心が指摘した。
『ああ…。』
確かにそうだ。
拠り所になるものは何一つ残っていない。
魔法使いとしても、人間としても、今まで積み上げてきた努力が霧のように散ってしまった。
『でも魔法には頼らない。頼っちゃいけないんだ。』
ラップは思った。
『また最初からやり直すことになっても、仕方のないことなんだ。』
人を殺めた事実は消えないのだから。
この後悔を一生背負っていくのだから…。
辛かったが、不思議と涙は出てこなかった。
『僕はこれを受け止めなきゃいけないんだ。』
ラップはそう自分に言い聞かせた。

モーリスとレオは、ラップが眠りやすいようにと台所へ移動した。
「レオ。」
モーリスはレオに声を掛けた。
「はい、モーリス。」
レオは真っ直ぐにモーリスを見た。
実に素直だ。
まだ10歳にもならないが、モーリスの身の回りの世話をよくやってくれる。
シフールに居ついた最大の理由は、ここでレオに出会ったからだった。
立派な若者になるまで面倒を見たいとモーリスは願っていた。
それだけに、もう一人、ヘブンを手元に起きたい気持ちにはまだ迷いがあった。
「ヘブンだが、しばらくここに滞在させることになると思う。」
モーリスはレオに言った。
「あの人は病気ですか? 何だかとても疲れているみたい。」
レオは逆に聞き返してきた。
この聡明さがモーリスの気に入っているところだった。
「そうか、気が付いたか。」
モーリスは目尻を下げてレオに頷きかけた。
「ヘブンは辛い事があったばかりなのだ。元気を取り戻すまでの間、ここで面倒を見たいと思うのだが、レオはそれで構わないかな?」
「え、僕ですか?」
レオは驚いた顔でモーリスに言った。
「僕は、モーリスのお世話になってるんですから、…モーリスがしたいようにすれば良いと思います。」
レオは自分をわきまえた返事をした。
「む、そうかね…。」
もう少し突っ込んだ感情を聞きたいと思ったのだが、レオにきっぱりと言われると、モーリスはそれ以上聞き出せなかった。
「うむ、では明日にでもヘブンに話してやろう。あの子も心細いだろうからな。」
モーリスは了解を得たとして、一人で頷きながらつぶやいた。
「…そうですね。」
レオはヘブンの眠る居間の方をじっと見て相槌を打った。

次の朝、ラップはひどい頭痛と発熱に見舞われた。
「起きられるか、ヘブン。」
モーリスが心配顔で覗き込んだ。
ラップは頭を持ち上げようと努力したが、少し動かすだけでこめかみに痛みが走った。
「無理みたいです…。」
ラップは顔をしかめた。
「そうか。水分だけはこまめにとりなさい。食事は取らない方がいいだろう。」
モーリスは無骨な掌をラップの額に当てた。
「このくらいの熱なら心配ない。山で一晩過ごしたのだ。影響が出たのだよ。」
隣に居るレオに言い聞かせるようにモーリスは言った。
ラップはどちらかと言えば心労から体調が崩れたのだろうと思ったが、モーリスはそんな事は全く匂わせなかった。
「私はシフールの城へ行かねばならん。昨日休んでしまったからな。レオ、なるべく早く戻ってくるからヘブンを見てやってくれるか。」
モーリスはそう言いながら立ち上がって、外出用のマントに手を伸ばした。
「はい、モーリス。」
レオはいつものように笑顔で答えた。

ラップはそれから三日も床に臥せっていた。
レオは必要な世話をしてくれる時以外は、ラップを一人にしてくれた。
おそらくモーリスの配慮だったのだろう。
熱に浮かされながらも、ラップは様々なことを考える時間を持てた。

重い現実を受け止めなくてはならない。
それは時間を追うごとにはっきりとしてきた。
グリムゾンが魔法使いとして誤っていたとしても、ラップに殺意がなかったとしても、起きてしまった事は消え去りはしないのだ。
眠りに落ちると頻繁にグリムゾンの断末魔の様子が脳裏によみがえった。
そのたびにラップは目を覚ました。
頭痛と熱だけでなく、眠りを妨げられることがラップの回復を遅らせた。
人の死を受け止めるには、もっと強くならなくてはいけないとラップは思った。
魔法のことではない。
自分の心のことだ。
そして心を支える体もだ。
体が耐え切れずに寝込んでしまうのは情けないと思った。

でも、もし強くなれたとしても、普通の人たちとは一緒に暮らせないかも知れない。
彼らといる時は、いつ魔法使いだと知られるか心配しながら過ごさなくてはいけないからだ。
平穏に生きていけるなら山奥に住むのも良いかもしれない。
ラップは森で過ごした一夜や、洞窟に住まいを求めたことを思い返した。
普通の人たちから仲間はずれにされたとしても、もっと大きなこの世界は、魔法使いが生きることを許してくれるだろう。
たった一つ親から貰った「ラップ」という大事な名前を、罪を犯した者の名として呼ばれることもない。
そこは安全な住処だろう……。

ラップは、ゆっくりかぶりを振った。
「それではだめだ。」
声に出して言った。
「僕は人間だ。人の中で生きたい。」
誰もいない部屋に、言葉は思いの外大きく響いた。
たとえ傷ついても人の心に触れていたい。
レオの視線を受け止めるのが怖くても、ここの方が良い。
デンとゴン、ウェルとのやり取りは楽しかった。
サンドラとの会話でさえ、今となっては貴重なやり取りをしたような気がする。
この暖かなものに背中を向けたら、何か別の大きなものを失ってしまう。
人々は受け入れてくれないだろうか。
普通の暮らしの中では、魔法使いのささやかな願いも許されないだろうか。
魔法は、それ程危険なのだろうか?

『この力を、僕は扱いきれていない。』
ラップは右手を軽く握った。
忘れようにも忘れられない巨大な炎の渦を心に描いた。
焼け焦げた肉の匂いまでもが甦り、思わず顔をしかめた。
館にいた頃、教えられる全てを身につけ、書物を頼りに上級の魔法を学んだ。
しかし、足りないものがあったのだ。
地を割き、空から雷を落とすなど、魔法の技はふんだんに覚えた。
実践はしていないものの、難解な詠唱呪文も覚えている。
でも、ラップはまだそれを扱う自分の心を御しきれていなかった。
感情の高ぶりに流されて魔法を振るってしまった。
その結果があの炎だ。
『もっと強くなるんだ。』
感情に流されないくらいに強い意志を持ちたい。
この力のわずかでも、自分の手から勝手に解き放たれてしまわないようになりたい。
『人を大事に思うことと、その人を守るために魔法を使うこととは別なんだ。』
大切な人たちが傷付けられたからといって、むやみに魔法を振るうことはもうしない。
怒りに燃えていても、あるいは絶望に落とされても、どの瞬間にも理性を働かせて冷静な判断をしたい。
どれ程の時間が掛かるかわからないけれど、そんな風になりたい。
それくらい強くなれば、人々の間に居ることも許されるだろうか?
「居ても、いいですよね?」
誰に向けて投げかけた言葉なのか、ラップ自身にも分からなかった。
答えは返ってこなかった。

 

(2010/2/13)

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